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もっと知りたい! ボールペン豆知識

ボールペンの名前の由来は?

A ペンの先に、とても小さなボールが入っているからです!

実際に、持っているボールペンの先を見てみましょう。あれ? 本当にボールなんて入っている? そう思った人もいますよね。そう、そのくらい、とてもとても小さなボールがペン先に入っているのです。

ボールペンを紙の上で滑らせると、ペン先のボールがくるくると回転し、そのすき間から中のインキが少しずつ出て、紙に「書く」ことができるという仕組みです。

書ける線の太さはこのペン先のボールの大きさで変わり、直径0.25ミリくらいの小さなものから1.6ミリくらいまで。ボールをはめて支える金属の「ホルダー」と「ボール」をあわせたペン先部分を「チップ」といいますが、このチップがボールペンづくりで一番大切なところです。小さなボールが取れないよう支え、またなめらかに回転させて安定してインキが出続けるようにするには、実はものすごい技術がつまっているのです。

ボールペンが発明されたのは今から約80年前の1943年のハンガリー。日本には戦後登場し、パイロットは1961年に生産・販売をスタートしました。それまでは、インキを吸入したりつけたりしながら使う万年筆が一般的だったので、ボールペンは発売当時、とても画期的な文房具でした。

その後も進化を続け、書き心地も性能も格段に進化したボールペン。今ではいろんな種類やサイズがありますが、ボールペンに記された0.3ミリとか0.5ミリなどの数字は、ペン先の「ボールの直径」を表したもの。書いた線の幅ではないので、買うときには気をつけてくださいね。

ちなみに、書ける線の幅の目安は、ボール直径の約半分。実際にボールを紙に書いてみるとわかりますが、ボールが平らな面に接する幅は、ボール直径よりも小さいのです。

身近な道具の原理を調べると、意外にも科学がたくさんつまっているんですね。

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