Interview & 
Message

製品開発

いつか自ら選んだテーマで、
世界中の人に使ってもらえる筆記具を開発したい。

大越 あや Aya Okoshi
湘南開発センター 
2015年入社
総合化学研究科 総合化学専攻

2015年入社、湘南開発センターへ配属。2017年、入社2年目に創立百周年記念インキ「七福神」の開発に携わる(2019年3月発売)。並行して「ジュース蛍光カラー」の開発も担当(2018年11月)。自ら選んだテーマで「いつか世界中の人に使ってもらえる筆記具を」という目標に向かって日々開発に臨んでいる。

文房具コーナーで製造年月日を見ている
女性がいたら、たぶん私です。

就職活動のとき、身近なものを製造しているメーカーで働きたいと考えていました。筆記具はまさにそんな存在。私自身が好きだったこともありますが、老若男女に使ってもらえるという点で興味が湧きました。そのなかでパイロットへの入社を決めたのは、海外売上比率が高く技術力も高いと評判だったからです。いつか世界中の人に使ってもらえる筆記具をつくれるかもしれない。そんな期待を抱いて入社しました。配属されたのは開発部門。私はそこで現在も水性インキの開発に携わっています。開発というとベテランの方が担当するイメージでしたが、入社間もなくゲルインキボールペン『ジュース蛍光カラー』の開発プロジェクトを担当させてもらいました。学生時代と違い、限られた時間のなかで成果を出すむずかしさを実感。全6色をリーダーのもとで開発から生産、発売まで3年にわたって学ぶことができたのは貴重な経験でした。入社以来、文房具を販売している店を見つけると立ち寄るようにしているのですが、製品を初めて店頭で見たときは感動しましたね。製造年月日が新しいと「売れている」ということなので、文房具コーナーで密かにチェックして喜んでいます。それから、結婚式などでメッセージカードのそばに『ジュース蛍光カラー』が置いてあるのを目にしたときなんかも嬉しいですね。

入社2年目で、創立100周年インキの
開発プロジェクトに参加。

『ジュース蛍光カラー』と並行して、もうひとつ携わらせていただいた仕事があります。それは、2018年に100周年を迎えたパイロットの記念万年筆インキ『七福神』。7人の神様をイメージした全7色のインキです。そんな社史に残るような大きなプロジェクトに自分が携わらせてもらえるんだ!と嬉しくなったことを今でも覚えています。私は7色のうち紫(寿老人)、ピンク(弁財天)、赤(毘沙門天)の開発を担当しました。苦労したのは、インキを原材料から見直すことになったこと。発色や筆感、滲みにくさなど開発するうえで気をつけるべき点がいくつかあるのですが、そのときは色を配合していくうちに、「棚吊り」という万年筆のペン先を下に向けてもタンク上部にインキが留まって筆記できなくなる現象が発生してしまったんです。使っていた材料の添加量などで改善を試みましたが、うまくいかなかったため材料を見直すことに。

原材料の探索から始めるのは私にとっては初めての経験だったため、チームリーダーや先輩に何度も教わりながらなんとかクリアすることができました。苦労しましたが、これぞ開発という仕事ができたと思っています。また『七福神』は海外でも販売されているため、入社時に抱いた「いつか世界中の人に使ってもらえる筆記具を」という目標は、入社3年目にして叶えることができました。ただ、今回は与えてもらった開発案件だったため、今度は自ら選んだテーマで世界の人につかってもらえるものを手がけたいです。

先輩からのメッセージ

1日のスケジュール

  • 9:00
    出社、メールチェック
  • 10:00
    インキの配合や物性の測定
  • 11:00
    プロジェクトチームでの打ち合わせ
  • 12:00
    食堂で昼食 最近は社内のウォーキングキャンペーンで
    万歩計をもって隣の公園でウォーキングしています。
  • 13:00
    午前中にひきつづきインキの配合や物性の測定、筆記距離の測定など
  • 18:00
    退社。ジョギング、ホットヨガ、ゲームなどをして過ごしています。
pagetop